「実践」とは、理論や理念を実際の行動にうつすことです。また、「倫理」とは、人が善く生きるための規範のことです。本会は、倫理を実践することで、「明るく元気な暮らし」を実現するとともに、より善い人間関係を築くことを目指します。つまり、倫理を実践することで問題を解決し、仕合わせを実現するというところから、「実践倫理」と名付けられました。

当会は国籍、宗教、思想信条などの別を問うことは一切いたしません。本会の趣旨と活動にご賛同いただける方であれば、どなたでも自由にご参加いただけます。

本会は宗教ではありません。明るく元気な家庭の確立を通じて、万人が共に仕合わせに暮らせる社会の実現を目指す、社会教育団体です。当然、信じなければならない教義も、拝む神様もありません。自分の暮らしをより善いものにするノウハウがあるだけです。会員一人ひとりが、自分の生活を改善するため、そのノウハウに学んで、自分で実践するのが、当会の活動の基本です。

最寄りの会場、または地区事務局へご連絡いただければ、会員が「倫風」をお届けに伺います。会場が遠い地域、直接購入を希望される方は、本部事務局にお申込みください。郵送にてお届けいたします。

『朝の誓』にあるとおり、本会では「人の悪をいわず己の善を語りません」と誓っています。たとえ誤解に基づく非難であっても、その非を指摘して争うべきではないと考えています。『実践倫理講座』をはじめとする刊行物などによって、本会の目指すところとその真意を、正しくご理解いただければ幸いです。

たしかに相手の発話を「はい」と肯定的に受ける実践を行なっています。最初から相手を否定し、自分の考えを主張するのではなく、まず相手の言葉に耳を傾け、相手の立場に立って考える実践です。相手の気持ちや言おうとしていることを十分に理解してはじめて、自分勝手ではない、真に自由な意見が出せるはずです。その上でなら、もちろん意見は自由です。

「捨てる」という言葉が誤解を招き、育児放棄や放任主義と勘違いする方もいるようです。人は生まれつき、より善く生きるための力を持っています。その力がのびのびと育っていけるよう、愛情を持って「見守る」。子どもが自分の力で立ち上がるのを辛抱強く「待つ」。そして、子どもの心に「寄り添う」。それが子どもが本来持っているすばらしい資質を伸ばしていく実践倫理の「捨て育て」イコール「見守る子育て」なのです。

一般的に子どもは父親の姿から、世の中のルールやマナー、社会性を学び、母親の姿から、無条件の愛で包み込むやさしさを感じて成長していきます。しかし、人は誰でも父性的なものと母性的なものの両方を持っています。現代社会では、ひとり親家庭も増えていますし、実際、一人二役で両方の役割をみごとに果たして、子どもを立派に育て上げられた親御さんも数多くおられます。実践倫理の夫婦愛和の教えから、父性的なものと母性的なものの両方を学ぶことができ、子どもに、親として懸命に生きる姿を示し、より善く生きる力を引き出す子育てとなるはずです。

朝起会をはじめとする本会の活動は、すべて会員一人ひとりの自主的な意志と判断に委ねられています。ご自身のご都合に合わせて、週一度でも月一度でも、無理のない程度にご参加をお勧めしており、参加は義務ではありません。実践倫理の教えは、いつでも、どこでも、誰でも学ぶことができ、日々の生活の中で実践してこそ意味があると考えています。