シンボルイメージ

◎シンクゼロでスッキリ!

3月号の特集で改めて「習慣」の大切さを思いました。「『意識せずとも気付いていたらやっていた』という段階になれば、完全に習慣化できたといえます」と学び、コロナ禍で習慣化されたことがあると思いました。

ある日、使ったスプーン1本をいつも通りシンクに置いたところで、後回しにしようとしていることに気付きました。

〈今気付いているのだから、今やろう〉と、「シンクゼロキャンペーン」と銘打って始めました。〈まあいいか〉と思ったり、言い訳してしばらく置いておいたり……。

〈何で洗い物、そのまま?〉と子どもに不足を思うこともたまにありましたが、〈自分が気付いているのだからすぐやろう!〉と自らに言い聞かせることでできるようになりました。

キャンペーンを始めてまもなく1年、いつも「シンクゼロ」で気持ちもスッキリすることを実感しています。これからもよき習慣を身につけて〝変身〟します!

(あきこ)

◎絵本の魅力、再発見

遠方に住む兄は昨年夏、職場での事故で足をけがして、半年以上入院しています。コロナの影響で面会もままならず、これからのことへの不安や焦りが大きなストレスになっているようでした。

何か兄のためにできることはないかと考えている時、3月号の鎌田實さんの「もう一度、絵本に親しんでみませんか?」の記事を読みました。〈そうだ。兄に絵本を送ってみよう!〉と思い立ち、早速、本屋に行き、『あつかったらぬげばいい』(ヨシタケシンスケ、白泉社)という本を見つけました。私自身も読んでみて気持ちが楽になるのを感じました。

〈50歳になった兄に絵本を送ってどう思われるかな?〉とも考えましたが、苦笑いでも笑ってくれたらそれでいいと、思い切って送りました。

後日、兄から電話で「この本いいね。なんだか心が無になれる気がした」と言われ、その日は明るい声で看護師さんや入院患者さんのことなど、いろいろな話をしてくれました。

素敵な絵本に出会えて、私も兄も心があたたまり、改めて絵本の魅力を再発見しました。

(ともとも)

◎ピアノ、そして旅

何年か前からBS放送を見るようになり、「わからずや漫筆」で紹介されていた駅や空港、そして街角にピアノを置いて弾いてもらう番組を何度も見ました。

一人、ピアノにゆっくりと近づいて荷物を置き、弾き始めます。本当に、上手下手に関係なくピアノを弾くことで、その人の生き方や考え方を知ることができ、つい見入ってしまいます。旅番組もいろいろな形で放送されていて、行った気分になり、「いつか行ってみたいね」と言い、それでおしまいです。今(コロナ禍)は、それでいいのです。

(克子)

◎「お母さん、朝ですよ。今日は雨ですよ」

母は5月で満97歳になります。

朝、なかなか起きてくれません。いったん起きても、また布団にもぐってしまいます。

「もう8時過ぎました。デーサービスのお迎えが来ますよ」と言って布団をはがし、無理に起こす、という繰り返しでした。

〈夜あまり熟睡できてないし、お昼は椅子に座ってコックリしているからなあ〉と思っていると、〈あっ、そうだ〉と気付きました。

縁側のカーテンを引いて、少しだけサッシを開けて外の空気を入れます。雨の音も聞こえてきて、風も少し感じられます。『倫風』5月号「介護のある暮らし」で、朝の声かけのコツとして載っていたのを思い出したのです。

「朝日の当たる部屋で気候が良いときには、窓を開け、『今日はよい天気ですよ』といった声かけをする」「一日をメリハリのある生活を送るには、時間の流れや気温の変化が感じられる環境を作ることが大切」だと書かれていました。

本当にその通りだったのです。

「お母さん、朝ですよ。今日は雨ですよ」と言いますと、母は「雨ですか、起こしてください」と、手を挙げてすんなりと起きてくれました。

4、5月号の北原佐和子さんの「理想の介護者を目指して」のお話しはとても参考になり、〈素晴らしいな〉と思いました。

「その方の笑顔を見るには何が必要なんだろう。どうしたら幸せな気持ちでいられるだろう、と考えてみる。そのためには相手とちゃんと向き合い、言葉だけでなく、その表情や目の動きまで、細やかに見守っていきたい」と書かれてありました。

「介護のある暮らし」に、いつも元気をもらい、心が明るくなれます。

(けいちゃん)