2025年3月号

2025年3月号

特集

コンプレックスと向き合う

~ただ“自分”であるために~

  • 宇梶 剛士さん

    コンプレックスが〝模様〟になる

    俳優

    宇梶 剛士さん

    うかじ たかし

    子どもの頃から、人とは違う家庭環境や、風貌ふうぼうがコンプレックスだったという宇梶剛士さん。思春期には非行に走り、そこから抜け出そうと苦悩しながら俳優を目指しました。「役に没頭ぼっとうするうちに、コンプレックスは忘れていた」という、その真意をお話しいただきました。

  • 吉野 なおさん

    その価値観は誰のもの?

    プラスサイズモデル エッセイスト

    吉野 なおさん

    よしの なお

    コンプレックスの根本となる価値観は、いったいどこから来ているのでしょう。摂食障害に苦しんだ過去を乗り越えて、プラスサイズモデルとして活躍する吉野なおさんに、コンプレックスの作られ方、そして自分をまるごと受け入れる考え方についてうかがいました。

  • 岩井 俊憲さん

    劣等感を、成長を促すエネルギーに変えていく

    カウンセラー

    岩井 俊憲さん

    いわい としのり

    コンプレックスは多くの場合「劣等感」と同様の意味で使われます。劣等感のとらえ方によって、自己の成長や幸せ感はどのように変化するのでしょうか。
    アドラー心理学が専門の岩井俊憲さんに、うかがいました。

  • マイルール

    心の底や裏にあるものを認める

    精神科医・作詞家 きたやまおさむさん

    きたやまおさむさんは、一世を風靡ふうびした「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーで、作詞家としても活躍しています。幼い頃から下や底の位置から物事を見ていた習慣は、無意識のうちにマイルールに。精神科医ならではのお話も説得力があります。

  • インターネット上の誹謗中傷ひぼうちゅうしょう対策(下)

    森山 史海

    誹謗中傷は大きな社会問題であるにもかかわらず、制度による対策は進んでいません。収益目的や承認欲求、かたよった正義感など、さまざまな背景がある誹謗中傷に対して、防止策にはどんなものがあるのでしょうか。
    前号に引き続き、誹謗中傷問題に取り組む森山史海さんにお話をうかがいます。

  • 昭和という時代

    林 望

    四六時中買い物ができる便利至極の世の中になった今、かつてのなにもかもが手仕事で対面商売の世界と比較して、掘り下げて語っていただきます。

  • フレイルと認知症を予防する「長生きたまご」

    鎌田 實

    体と脳の健康を守るたまごの魅力について、著者が語ります。

  • 自分らしく、颯爽と10代をかけていく!

    意外と忙しい中高生の、上手な時間の使い方とは?

    内田 和俊

    学校での授業、そして部活、さらに塾や習い事。自分の趣味などに使う時間が思い通りに取れない。休日は家の手伝いや家族で出かけることもあるし……。どうしたら上手に時間が使えるようになるのかな。

  • 挫折を経て見つけた料理研究家への道

    コウケンテツさん

    旬の身近な材料を活かしたレシピで大人気のコウケンテツさんですが、20代は大きな挫折ざせつから立ち直るために奮闘する日々を送っていたそうです。そうした中で人生を好転させた「気付き」や、食との「よい付き合い方」について、3回にわたってお話をうかがいます。

  • 観光地が悲鳴を上げる!オーバーツーリズム

    ──問題解決のための道筋とは?

    九州大学准教授 田中 俊徳さん

    〝観光立国〟を推進する日本に、コロナが落ち着き、海外からの「インバウンド」が急増。加えて国内旅行も活性化して、観光地に人が詰めかけ、キャパシティーを超える「オーバーツーリズム」を引き起こしています。どうすれば解決の道筋が見えるのでしょうか。この問題に詳しい、田中俊徳さんにうかがいました。

  • 看取りまで寄り添う在宅診療(下)

    山中 光茂さん

    「在宅診療所の目的と使命は、病院に通うのが困難な患者を最期まで看取ることにある」。しろひげ在宅診療所院長の山中光茂さんはそう語ります。在宅診療における患者や家族との関わり方、その先にある看取りについて、前号に引き続きお話をうかがいます。

  • A Song for You

    「卒業写真」――荒井由実

    スージー鈴木

    「ユーミン」ならではの新感覚が溢れた曲を著者が紹介します。

  • これからの「リーダーの役割」

    やらされ感を払拭(ふっしょく)する!「魅力的なビジョン」を 示すリーダーに!

    伊庭 正康

    多様な価値観や背景を持つメンバーをまとめるためには、「全員が共感できるビジョン」が必要になってきます。その重要性と、魅力的な描き方について考えてみましょう。

  • 共働き家庭と介護

    ももせいづみ

    少子高齢化を背景に、誰しもの生涯において、家族の介護が起こりうる時代になっています。
    また介護は突然やってくる場合もあり、タイミングも読めません。共働き家庭での介護への備えについて、考えておきましょう。

  • 翻訳家 村井 理子さん

    外国語で書かれた文章を別の言語に訳すお仕事です。翻訳するものとしては、映画やテレビなどの字幕、外国で開発された機械の取扱説明書やビジネスで使う書類、文学作品や雑誌など、さまざまな仕事があります。

  • しあわせなおやつ時間

    桜餅

    小林 まさみ

    3月は春先に作りたい桜餅。あんこと薄い皮、桜の葉の調和が絶妙です。

  • 八宝菜

    島本 美由紀

    豚肉と野菜のうま味がおいしく混ざり合った豪華な具だくさんの中華風炒め物。オイスターソースベースの合わせ調味料に片栗粉を加え、手際よくとろみをつけます。

  • 就活時に心掛けたいヘアメイク

    新里 沙智子

    最低限やってほしいと思うのは、「まつ毛」「眉毛」「髪の毛」の三つの毛を整えることです。ちょっと手を入れるだけで顔の印象が変わり、身だしなみが整っているな、と好感度アップにも繋がります。

  • ようこそ、名画の物語へ

    「雨、蒸気、スピード―グレート・ウェスタン鉄道」J・M・ウィリアム・ターナー

    中岡 一貴

    スピードを描いた史上初めての絵を紹介します。

  • 体と心が整うストレッチ

    猫背・前肩を改善する②

    整形外科医 中村格子さん

    前回に引き続き、猫背・前肩を改善するストレッチを紹介します。

  • ときには読書を

    『Life is a Picnic ピクニックするように人生を自由に楽しくカスタマイズする365日』

    著:ジェリー・ミンチントン

    作家・書評家 印南敦史

    目の前に流れる時間を楽しむという考えを提案する作品を紹介します。

  • 赤ちゃんの「人見知り」

    佐久間 路子

    生後数か月を過ぎた頃に見られる赤ちゃんの人見知りはなぜ起こるのか。どう付き合っていけばよいのかを著者が語ります。

  • エレガントで素敵な、香りの纏(まと)い方

    髙田 将代

    すれ違いざまに、ふわっとよい香りがする女性、素敵ですよね。香りを纏うことは、好印象に繋(つな)がり、ご自身の気持ちも魅力も引き立たせてくれます。ただ、香りは周りに不快感を与えることもあるため、使い方には注意が必要です。今月は香水のつけ方や選び方についてご紹介いたします。

  • マイルズ・ダイソン「ターミネーター2」

    ジャガモンド斉藤

    よかれと思って取った行動がよくない方向に転ぶ、そんなキャラクターを紹介します。