会誌 倫風 | 一般社団法人 実践倫理宏正会
2025年2月号

2025年2月号

特集

失敗を好機に、始動する!

それでも、前へ進むために

  • くじけそうでも続けていれば、道は開ける

    柔道家・パリオリンピック金メダリスト

    角田 夏実さん

    つのだ なつみ

    順風満帆じゅんぷうまんぱんに見える人も、じつは挫折を経験しているはず。その後、どのように行動するかで人生は大きく変化していきます。パリオリンピックの柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実さんは、挫折経験をどのように乗り越えてきたのでしょうか。

  • 舟津 昌平さん

    勇気を出して一歩踏み出そう

    東京大学大学院講師

    舟津 昌平さん

    ふなつ しょうへい

    若い頃にはさまざまな経験をして大人になっていくもの。でも現在の社会には、失敗する猶予ゆうよを与えない余裕のなさがあります。東京大学大学院講師の舟津昌平さんに、Z世代の特徴と、それでも前に踏み出すために何が必要かをうかがいました。

  • 植松 努さん

    不安な時代に、どう自信を持つか

    株式会社植松電機代表取締役社長

    植松 努さん

    うえまつ つとむ

    北海道の赤平市あかびらしにある植松電機は、世界に3台しかない「微小重力実験施設」を持ち、ロケットの開発をしています。「夢は決してあきらめない」という同社社長の植松努さんにお話をうかがいます。

  • 和田 裕美さん

    陽転思考ようてんしこう」で失敗を学びに変える

    ビジネスコンサルタント・作家

    和田 裕美さん

    わだ ひろみ

    失敗を恐れて一歩踏み出せないのは、リスクを過大に見積もってしまう思考のくせのせいかもしれません。「陽転思考」で人生が好転したと語る、和田裕美さんにお話をうかがいました。

  • インターネット上の誹謗中傷対策(上)

    森山 史海

    人の名誉や尊厳を傷付ける悪質な投稿が社会問題になっています。被害者の精神的な苦痛や解決にかかる費用の負担は大きく、ひとたび拡散してしまった投稿を完全に消すことは難しいため、何よりも発生・拡散を防ぐことが重要です。19年にわたり誹謗中傷対策を続けてきた森山史海さんに、対策と対応をうかがいました。

  • 20代のための特別レッスン

    本を読む余裕のある社会とは

    山崎 千尋さん

    起業について、「いかにリスクを抑えたビジネスモデルを作るかが頭のつかいどころ」という著者が、それぞれの道を切り拓く方法を、経験を交えて語ります。

  • いまここにある国難

    林 望

    農業、漁業、牧畜などを例に、日本が抱えている深刻な問題について、著者に語っていただきます。

  • しあわせなおやつ時間

    チョコテリーヌ

    小林 まさみ

    2月は、バレンタインデーにぴったりのなめらかで濃厚なチョコのお菓子です。

  • 大和いもグラタン

    島本 美由紀

    のどごしのよい大和いものすりおろしにベーコンやチーズを加えて洋風にアレンジ。大和いもの角切りを混ぜて食感に変化をつけ、ふんわり香ばしく焼き上げます。

  • 花粉による肌荒れを防ぎましょう

    新里 沙智子

    肌バリアを正常に保つために、冬のうちからやっておくべきことについて、著者が語ります。

  • 日本語教師

    関 直美さん

    日本語教師は、日本語を母国語としない外国人や、外国で生まれ育った帰国子女などに日本語を教える仕事です。日本では、日本語学校で教える人が多いです。日本語学校にはさまざまな国籍の留学生たちが学んでいます。日本語指導だけでなく、日本の歴史、文化、社会、流行なども伝え、時には進学や生活などのサポートもします。近年では、オンラインで教える人も。また海外の日本語学校で教える人もいるため、国を問わず活躍できます。

  • 自分らしく、颯爽と10代をかけていく!

    意見を聞かれても、つい周囲の顔色をうかがってしまう

    内田 和俊

    授業中に先生から意見を聞かれた時や、友達数人と出かける予定を話し合う時も「どこへ行くか」「何をするか」などと自分の意見を聞かれても、うまく言えない。どうすれば堂々と自分の意見が言えるのかな。

  • 美味しいだけじゃない! 学校給食の工夫

    管理栄養士 栄養教諭 松丸 奨さん

    学校給食は、地産地消や各地の食文化について学ぶ場にもなるなど、日本の食文化の変化を反映してきました。令和の給食を彩るさまざまな工夫について、管理栄養士・栄養教諭の松丸奨さんにお話をうかがいます。

  • それでも、私は憎まない!

    鎌田 實

    たとえ戦争で家族を失っても、復讐心や憎しみを捨てて、和解と許しの精神で生きる大切さを著者が語ります。

  • A Song for You

    「Family Song」――星野 源

    スージー鈴木

    作詞者が歌詞に込めたメッセージについて、著者の視点で時代背景と共に読み取っていきます。

  • 今日からできる〝冷え〟ない習慣

    内科医・イシハラクリニック副院長 石原 新菜さん

    一年で最も寒さが厳しいこの時期。指先や足先を冷たく感じるのは当然ですが、頭痛や胃もたれなど、何となく感じる不調も「冷え」が原因かもしれません。冷えの原因や対策を、「温活ドクター」として活躍中の医師、石原新菜さんにうかがいました。

  • 子どものプリント、どう保管する?

    ももせ いづみ

    子どもが学校から持ち帰るプリントの波に、四苦八苦されている親御さんも多いかと思います。帰宅後の時間が限られる共働き家庭に向けて、プリント管理のコツと、今日から実践したい収納アイデアを紹
    介します。

  • 看取りまで寄り添う在宅診療(上)

    山中 光茂さん

    在宅診療所とは、自宅療養中で通院が困難な患者さんに対して、医師や看護師が定期的に訪問する医療機関です。「しろひげ在宅診療所」院長として在宅医療の普及に尽力している山中光茂さんに、在宅医療の現状と展望について、2号にわたってお話をうかがいます。

  • 体と心が整うストレッチ

    猫背・前肩を改善する

    整形外科医 中村 格子さん

    今回は、猫背・前肩を改善するストレッチを紹介します。

  • これからの「リーダーの役割」

    失敗した時のリーダーの「正しい心構え」

    伊庭 正康

    現場のリーダーは、責任の重さに押し潰されそうになることもあるでしょう。同時に、失敗はチーム全体にも影響を及ぼし、みんなも悔やしさや焦りを感じます。このような状況においてどう振る舞い、失敗を次にどう活かせるのか。心構えと正しい振る舞いについて、著者が語ります。

  • ときには読書を

    『精神科医Tomyが教える50代を上手に生きる言葉』精神科医Tomy

    作家・書評家 印南敦史

    精神科医として診療に向き合う著者は「ほとんどのことはどうでもいい」と断言しています。

  • ようこそ、名画の物語へ

    「雪中の狩人」ピーテル・ブリューゲル

    中岡 一貴

    細かく描かれた農村の喜怒哀楽に入り込む作品を紹介します。

  • 赤ちゃんが見ている世界

    佐久間 路子

    赤ちゃんが生まれる前から備えている特徴がどのように変化していくのかについて、著者が語ります。

  • 大人の女性のための、上手な飲み会の断り方

    髙田 将代

    会社の上司やお得意様からの誘いを断るのは、なかなか難しいものです。毎回都合よくほかの予定があるとも限りません。では、相手を傷付けずに、上手に断るためにはどうしたらよいのでしょうか?

  • ウィリー「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」

    ジャガモンド斉藤

    都会派で生意気なヒロインは、冒険や世界を知らない私たちの代弁者ともいえるという著者。そんなキャラクターの魅力を語っていただきます。

  • 特別企画

    勉強と遊び、ONとOFFのつけ方

    さくら個別指導学院 代表 國立 拓治さん

    中高生になると、交友関係が広がり、さまざまな遊びの誘惑も多くなります。そうすると、勉強に身が入りにくくなる人もいるのではないでしょうか。そこで、個人学習塾を主宰する國立拓治さんに、勉強と遊びを切り替えるコツについてうかがいました。