2024年4月号

2024年4月号

特集

今高めたい対話の心

論破よりも大切な、わかり合うためのコミュニケーション

  • 武田 美保

    苦しい時期を乗り越え、
    手に入れたコーチとの対話

    武田 美保

    たけだ みほ

    昨今、あらゆる指導の場で、以前の教え込むやり方から、本人との対話を重視する方法へと変化が起こっています。
    五つの五輪メダルを獲得し、現在は指導者の武田美保さんに、スポーツ指導の現場についてうかがいました。

  • 佐藤 律子

    認識のズレを補う対話で
    相手への理解をアップデート

    異性間コミュニケーション講師

    佐藤 律子

    さとう りつこ

    結婚生活が長くなると、お互いのことを何でもわかったような気になってしまうものですが、一人の人間を理解するのは大変なことです。
    夫婦がわかり合うコミュニケーションのためにはどんなことが必要か、異性間コミュニケーションを伝える佐藤律子さんにうかがいました。

  • 小川 大介

    子どもと感情を乗せた
    対話をしよう

    教育家

    小川 大介

    おがわ だいすけ

    いつの時代の親も悩むのが、子どもとの接し方です。成長する子どもとの会話には、とまどうこともしばしば。子どもが大きくなるにつれ、親の態度、対話をどう変えていくべきなのか、教育家の小川大介さんに聞きました。

  • 森川 すいめい

    「水平」の関係を意識して、
    「話し切る」「聞き切る」

    精神科医

    森川 すいめい

    もりかわ すいめい

    昨今、対等な立場で相互理解を進めるためのオープンダイアローグという対話方法が注目されています。精神医療の現場でオープンダイアローグを実践している、精神科医の森川すいめいさんにその心得をお聞きしました。

  • 時代を読む

    外国人労働者の受け入れ(上)

    鈴木 江理子

    日本で暮らす外国人は2023年6月時点で322万人(出入国在留管理庁資料より)。高齢化・人口減少が進む社会の中で、彼らとどう暮らしていくかが大事になりますが、彼らの置かれている環境は苛烈の一語。日本社会の対応をはじめ、問題が山積する「移民」を巡る課題について、国士舘大学教授の鈴木江理子さんにうかがいます。

  • 「チャイナ・シンドローム」

    山下 トシキ

    東日本大震災から13年が経過します。しかし今も原子力発電の処理現場では、解決しない問題が山積みです。
    この事故から学ばなければいけないこと、そして忘れてはいけないことを、改めて考えてみましょう。

  • ワンムーブ・ワンアクションのふるまい3選!

    諏内 えみ

    前回の記事では、「品は細部に宿る」ということで、指先など細かい部分のエレガンスについてお話ししました。
    今回は、さらに範囲を広げ、丁寧なふるまいのノウハウについてお伝えいたします。「せっかち、雑」と、自覚している方は必読です!

  • 20代のための特別レッスン

    仕事と家が探せる事業で人に希望を

    市川 加奈

    市川加奈さんは、26歳でホームレス問題をビジネスで解決する会社を起業。多くの壁にぶつかりながら、笑顔で乗り切ってきました。「困ったことを希望に変えていける仕組みを作りたい」という市川さんの歩みを、3回にわたって紹介します。

  • 「お互いさま」の衰退

    林 望

    外で大声で遊ぶ子供の声に不寛容な社会背景から見えてくる事象について、著者が自論を語ります。

  • 特別企画

    目標達成シートを作ろう

    マンダラチャート協会代表理事:松村 剛志

    大谷翔平選手は、高校時代に「目標達成シート」を活用していたことが知られています。その目標達成シートの原型がマンダラチャート。マンダラチャート協会代表理事の松村剛志さんに、書き方のコツを教えていただきました。

  • しあわせなおやつ時間

    レアチーズ風ベリーソース

    小林 まさみ

    今回は、春の季節にふさわしい色鮮やかな、なめらかデザートを作ります。

  • 鯛のアクアパッツァ

    島本 美由紀

    魚介のうまみが詰まったイタリア料理を手軽に扱える切り身で、味よく作ります。あさりやトマトとともに蒸し煮にするとふわっと仕上がり、うまみもアップ!一緒にいただきたい副菜2品も紹介します。

  • ようこそ、名画の物語へ

    「ラス・メニーナス(女官たち)」ディエゴ・ベラスケス

    中岡 一貴

    見ること描くこと自体を作品化した、絵画史上まれに見る傑作を紹介します。

  • リップ選びを楽しむ

    新里沙 智子

    自分に合うリップ選びの楽しみ方を紹介します。

  • 庭師 村雨 辰剛

    庭師は、主に個人の家の庭を設計してつくり、管理を行う職人です。庭の持ち主さんと相談しながら、希望に合った庭をつくります。公園やテーマパークなど、公共施設や商業施設の敷地に庭や広場をつくることもあります。
    樹木や草木の知識のほか、庭をどのようにして美しく見せるか、デザインのセンス、表現力が求められます。
    庭師になるには造園会社に入り、親方のもとで修業するのが一般的です。

  • 自分らしく、颯爽と10代をかけていく!

    物事のマイナス面ばかり目についてしまう

    内田 和俊

    生まれればいつか死ぬ。出会いがあれば別れがある。信頼しすぎると裏切られるかも……。心配性で、悪いことばかり予想して気分が落ち込む。どうしたらもっと前向きに、楽に生きていけるのだろう。

  • 思考停止社会への警鐘

    MP人間科学研究所代表 榎本 博明

    SNSや企業活動において揚げ足を取る人やクレーマーが横行し、コンプライアンスやガイドライン
    が制定されています。一方で、「法律やルールさえ守ればいい」という温かみのない風潮も……。生き
    やすい社会実現のために私たちはどう変わっていけばいいのか、心理学博士の榎本博明さんにうかがいます。

  • 人生を豊かにする「無形浮遊資産」

    鎌田 實

    健康寿命を支える「無形浮遊資産」をもたらす行動について、著者が語ります。

  • A Song for You

    「人魚」――NOKKO

    スージー鈴木

    洗練された温蔵の中に、どこか歌謡曲的な人なつっこいメロディが組み込まれた曲を紹介します。

  • 親離れ、子離れについて考える(1)

    岩立 京子

    子ども自らがいろいろなことを選び、考え、体験していけるように見守る大切さを著者が語ります。

  • 家で金継ぎを楽しもう

    漆職人・漫画家「金継ぎ部」主宰 堀 道広

    ものを大切にする心から生まれた日本古来の修繕技術「金継ぎ」は、今改めて注目されており、挑戦する人が増えています。金継ぎ教室を主宰している堀道広さんに「天然素材である漆(うるし)を使った、自宅でできる」金継ぎを教えていただきました。

  • SNSと共働き家庭

    ももせ いづみ

    共働き家庭にとって、家族のコミュニケーションや連絡事項の共有などにSNSは心強い味方です。でも、SNSとの付き合い方に不安を覚えることも。
    そんな悩みに役立つ利用法や、忘れてはいけない注意点などをご紹介します。

  • 「介護」は突然やってくる(上)

    上大岡 トメ

    イラストレーターの上大岡トメさんは、「元気だと思っていた両親の変化に気付いた時から、あれよという間に介護が始まった」と語ります。
    山口県から神奈川県への遠距離介護の実際、そして後悔しない介護のための準備や心構えについて、2回にわたってお話をうかがいます。

  • 体と心が整うストレッチ

    腰・背中の痛みを軽減する

    整形外科医 中村 格子

    今回は、腰・背中の痛みを軽減するストレッチを紹介します。

  • これからの「リーダーの役割」

    「部下への対応で、時間が取られる」を解消する鍵

    伊庭 正康

    自分の時間管理を見直し、部下に自立の促進をする方法を、著者が語ります。

  • ときには読書を

    『名前のない鍋、きょうの鍋』

    作家・書評家 印南 敦史

    家族でつつくおいしくて楽しい鍋の魅力について書かれた本を紹介します。